女性光幻士。ラルゴンキン咒式士事務所の咒式士。イーギーの後衛をつとめる。「数秒間のうちに、気分により人格が豹変する」ということが頻繁に起こる。

かつて北方の紛争国家ピエゾ連邦共和国の軍人であった超級の攻性咒式士。「勇者」の美名と「虐殺者」の汚名を併せ持つ。

ガユスの恋人。半アルリアン人でOL。ガユスに愛され、おちょくられる毎日。しかし、五つの言語を操り、複式簿記資格、大型車両免許を所持。「Silverdawn Goldendusk」エピソード時には、射撃の一級資格も取得済。

契約の新聞記者。少女顔に似合わぬ巨乳の上に撮影機を構え、日夜、スクープを追い求める。紛争地帯に単身で飛んでいき、大物財界人にアポ無し取材をしかけ、災いに巻き込まれたガユスの写真を狙う、大変にアクティブな女。

モルディーン麾下の翼将。機剣士。使用魔杖剣は、〈九頭竜牙剣〉と〈九頭竜爪剣〉。モルディーンへの忠誠心は度を超えて強い。1巻では、ガユス、ギギナと死闘を演じた。その勝敗が決していない（＝まだどちらも生きている）ことにこだわるギギナは、イェスパーと顔を合わせるたびに、決闘を始めようとする。

モルディーン麾下の翼将。虚法士。使用魔杖剣は、〈空渡りスピリペデス〉。いつもイェスパーと行動をともにしている。少年の風貌と性格。おしゃべりが止まらず、常にうるさい。あらゆる点でイェスパーと対極的な男だが、二人は双子の兄弟。